三重塔内壁画(重文)
本尊阿弥陀如来の後壁に五大明王尊像(不動明王・大威徳明王・金剛薬叉明王・軍茶利明王・降三世明王)を、仏後壁の裏面には、涅槃図を描く。四方の扉に八方天(東側扉―風天・毘沙門天)を上の長押には中央で向かい合う飛天を描く。また、支輪板には、草花文を、格天井に一区ごとに五弁花を描いて実に麗華をきわめている。画家の違いにより画致はことなるも、鎌倉時代の終わりから南北朝時代の制作と考えられる。
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本尊阿弥陀如来の後壁に五大明王尊像(不動明王・大威徳明王・金剛薬叉明王・軍茶利明王・降三世明王)を、仏後壁の裏面には、涅槃図を描く。四方の扉に八方天(東側扉―風天・毘沙門天)を上の長押には中央で向かい合う飛天を描く。また、支輪板には、草花文を、格天井に一区ごとに五弁花を描いて実に麗華をきわめている。画家の違いにより画致はことなるも、鎌倉時代の終わりから南北朝時代の制作と考えられる。